ねこのすな


 

 

デジスコ事始め

  第一回 『青い鳥に誘われ』  
  第二回 『はじまりの予感』  
 

 

 
 

スコープにデジカメを固定するアダプターを作ると決意したものの、黒猫の貧相な発想ではなかなか形をイメージできませんでした。まず考えたのはデジカメのレンズに筒のようなものを取り付け、それをさらに径の大きな筒に接着するというものでした。これはまさに現在主流のカプラー式アダプターでしたが、じゃあどうやってデジカメレンズに筒をとりつけるのか、良いアイデアが出ません。すでに時代遅れになりつつあった100万画素デジカメ(EPSON CP700Z)とはいえ、黒猫にとっては大切な品です。できれば直接接着するようなことは避けたいし、沈胴式レンズは強度も低そうです。そこで次のアイデア。デジカメ底面の三脚ネジ穴を利用して、下からデジカメを支えてやろうというものです。いわゆるブラケット方式です。これは試作品まで作ったのですが、黒猫の技術と手持ちの工作道具ではあまり良いものができませんでした。

あーでもない、こーでもない、と思ってるうちに奥さんと北海道旅行に行くことなりまして、その出発日が迫っていました。そうそう行く機会のない北の大地です、ジオマを連れて行きたい、できればデジカメで記録写真を・・・と思ったのも無理は 無いでしょう。しかし自作アダプターは完成していない。どうすれば・・・。そんなある日、ネットで調べものをしているときでした。ふと、なぜだか、googleで「望遠鏡 デジタルカメラ」と検索してみたのです。そこには・・・・。

同じ事を考える人は、世の中にたくさんいるものです。天体望遠鏡とデジカメで星の写真を撮っている人のホームページがいくつかヒットしました。それももちろんですが、すでにスコープとデジカメの組み合わせで野鳥撮影を実践している人が存在することに強いショックをうけ、また、勇気づけられました。考え方は間違ってなかった 、と少し気が楽になったのも事実でした。ところが喜びもつかの間、よくよくそれらのサイトを見てみると気がかりなことがあります。なになに、「デジカメはフィルター用のネジが切ってあるものを使い・・・」えーっ、そんなの持ってません。買う予算もありません。何も解決してなくない?と若者ぶってもしかたがありません、黒猫のCP700Zにはそんな いかがわしい ネジは切ってありません・・・。

悩める黒猫にも救いの手がさしのべられていました。それはミード社という天体望遠鏡メーカー製の、その名もズバリ「Meade デジタルカメラアダプター」という商品の存在です。これがあれば、フィルターネジが無いデジカメでも望遠鏡に取り付け可能だというのです!すごっ。で、さっそく通販で購入。1万円もしましたが、デジカメ買い換えるよりはずいぶん安いですから。で、届きました。

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三脚ネジ穴の位置が合いません(涙)

なけなしの1万円返せっ、と叫びたい気持ちを落ち着けて(3時間くらいかかりました)考えろ・・・考えるんだ・・・待てよ!?

これは・・木片でもかませて木ネジで固定して・・・・できた!? (再現写真があれば良いのですが・・・すでに一部の構成パーツが無いので無理です。すみません)

無理矢理すぎる固定方法で何とかジオマにデジカメが取り付きましたが、納得できるというか、会心の一枚というか・・・人に見せたい、見てもらいたい!という写真は全然撮れないのでした (北海道への旅では、結局ロクなの撮れませんでした)。まあ上出来かな、と思うものを2枚紹介します。

 ←キジバト  ←コサギ

これはどんな機材でデジスコする場合にも言えますが、距離が近いほど鮮明に撮影できます。特に黒猫の使っていたジオマはノーマルレンズ仕様のため、20mも離れると途端に解像感が ガクンと低下したように思います。また逆光時には目も当てられないほどの色収差が出て、満足いく撮影結果を得られる条件は限られていました。それ以前に技術的な問題も当然ありましたが(^_^;)

そんなこんなで、新しい機材が欲しいな〜っと思い始めていたのです。

 
     
  まだ読みます?