ねこのすな


 

シメ/Hawfinch
[Coccothraustes coccothraustes] 蝋嘴鳥

堅い植物の種子を割って食べるための巨大な嘴に加えて爬虫類的な目、とちょっと怖い顔をした鳥です。

名の由来は『シーッ』という地味な鳴き声。近畿では主に秋〜春にかけて目にする機会が多くなります。

 

嘴が桜色をした冬羽のシメ♂

植物の種子を噛み砕く強力な嘴を備えています。よく観察していると、割りやすい位置まで舌で器用に種子を回転させるのがわかります。
(Ai ED Nikkor600mmF5.6S<New>/D300) [2011年1月下旬撮影:大阪府]

 

冬羽から夏羽へ換羽中のシメ♂

春を迎えて鉛色の嘴へ変化しつつある♂の姿。三列風切が紫がかった濃色をしています。
(Ai ED Nikkor600mmF5.6S<New>/D300) [2013年3月下旬撮影:大阪府]

 

地表に落ちた植物の種を食べる冬羽のシメ

こちらは♀の冬羽。全体的に色が淡い印象で、三列風切が薄い灰色に見える
(Ai ED Nikkor600mmF5.6S<New>/D300) [2013年2月上旬撮影:大阪府]

 

地上で採餌して嘴が泥で汚れたシメの♂

地面に落ちた草の種を食べてたので、嘴が泥まみれです。
(Ai ED Nikkor600mmF5.6S<New>/D300) [2009年4月中旬撮影:大阪府]

 

短足・小太りで親近感バクハツ。桜色のくちばしは冬の間だけの薄化粧
(TSN-664/TSE-14W/E4300/トリミングあり)
[2004年12月上旬撮影:大阪府]

 

ダメ写真なんですけど。怖い顔、ってのはこういうのです。(GEOMA65-S/GL20/E3100)

 

地味な色合いは、地面に降りて餌を探す際に優れた保護色となります (TSN-664/TSE-14W/W5)

 

目の先の黒色が薄くて全体的に淡い色あい。メスのようです。(TSN-664/TSE-14W/W5)

 

寸詰まりな体を伸ばしてお食事中。『攻撃する○○○ザウルス』みたいに見えなくもない。(TSN-664/TSE-14W/MZ3/手持ち撮影)

 

疎林などに普通にいる鳥ですが、こんな感じでポツンととまってると見落としやすかったりします。(TSN-664/TSE-14W/MZ3/手持ち撮影)

 


TOPへ ねこのすな ひとつまえにもどる